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『音楽家たちが運んでくるもの』
春の日差しを浴びた
新緑が揺れるアパートのテラス
音楽家たちが運んでくるもの
遠い記憶 終わらない物語
麦わら帽子 ミニスカート
そこにあった何か
秘密の呪文を唱えたら
そっと、目を閉じ 耳をすます。
聞こえてくるのは
町の喧騒 消防車のサイレン
きしむイスの音 押し殺した笑い声
トイレの中のギター弾き はにかんだ太鼓たち
希望のマーチ コウロギのダンス
見知らぬ花が咲く異国の街
音楽家たちに言葉はいらない
少しセンチメンタルで 少しクールに
少しの涙と たくさんの笑顔を!
自転車にのって音楽家たちが運んでくるもの
よっぱらったハーモニカ 鳥たちのサンバ
スタッカートにピチカート カエルのコンチェルト…
休日の昼さがり
ソファでまどろみながら
ボクはまた"chaco"の夢を見るのです。
高橋祐治
私達が交わした音の会話はとてもsimpleな旋律だった。
そして、それはchacoという1人の少女の瞳を通
して、 様々なsituationを描いている。 chacoが自転車で坂道を下る瞬間を、ゆっくりと船出を見送る光景を。
―ほんの少しだけ、耳を澄ましてみてください。
斉藤裕子/acoustic dub messengers
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